名古屋市高齢者虐待相談センター
文字サイズ
標準の文字サイズ 大きい文字サイズ

虐待はなぜ起きるのでしょうか?

虐待は家庭、施設などさまざまな場所、そして人間関係の中で起こります。

虐待をしている人も、誰にも相談できず、気が付いたら虐待していた、という場合もあります。

高齢者虐待の背景

高齢者虐待は、高齢者と養護者の間でとれていたバランスが、両者の心身の状態や性格、疾病、経済困窮状態などにより崩れ、そこに過去の相互の複雑な関係が影響しあって起きています。

また、これまでしっかりしていた高齢者が認知症などの発症により、両者の力関係が逆転して起こる場合もあります。

【虐待の発生要因】
要因 件数 割合
虐待者の介護疲れ・介護ストレス 1,285 24.2%
虐待者の障害・疾病 1,160 21.8%
被虐待者と虐待者の虐待発生までの人間関係 755 14.2%
被虐待者の認知症の症状 729 13.7%
経済的困窮(経済的問題) 656 12.3%
虐待者の性格や人格(に基づく言動) 610 11.5%
虐待者の知識や情報の不足 294 5.5%
虐待者の飲酒の影響 289 5.4%
虐待者の理解力の不足や低下 280 5.3%
虐待者の精神状態が安定していない 267 5.0%
複数回答、上位10位

[出典元]
平成29年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果

地域でのあたたかい見守りや、声かけのネットワークを!

介護をしていると地域から孤立している場合が多く見られます。

家族の中で、主に介護をしている人の介護疲れなどが介護者のストレスを増大し、虐待の要因となることがあります。特に介護が長期化している場合は、周囲の配慮が必要です。

また、虐待者が、病気や、精神的な問題を抱えている場合、こうしたことが虐待につながることもあります。

そのため、地域をはじめとする周りの方々の中に、介護の大変さをわかってくれる人や、相談できる関係があることで気持ちが楽になります。

地域のみなさまのひと声で、虐待を防ぐことができます。
誰にでも起こり得る虐待を防ぎ、誰もが安心して暮らせるまちをつくりましょう。