名古屋市高齢者虐待相談センター
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Q&A

近所の家から、息子がお父さんに対して大きな声を出しているのがよく聞こえてきます。また、何か叩くような音も聞こえます。どうしたらよいですか。
虐待がはっきり確認できない場合でも、心配なことがあれば、高齢者虐待相談センター、又は虐待を受けていると思われる高齢者のお住まいの区の相談窓口にご相談ください。
相談から虐待の発見につながることが多くあります。また、結果として虐待でないと判断する場合もありますが、ご相談いただいた方に不利益が生じることはありません。
なお、ご相談いただいた後の経過については、個人情報保護の観点から、報告できない場合がありますので、ご了承ください。
通報したことが相手にわかってしまうのではないかと不安です。
高齢者虐待防止法には通報者を明らかにしないことが明記されています。
また、通報を受け付ける各窓口には、受け付けた通報についての守秘義務がありますので、安心して通報してください。
虐待では…と思いますが、間違っていたらと思うと不安で、通報をためらってしまいます。どうしたらよいですか。
高齢者虐待防止法の第7条では、「虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者は、速やかに通報するよう努める」ことが明記されています。
高齢者虐待の通報をしたことを理由に、あるいは通報したが虐待ではなかったからといって、罰せられることはありません。
「もし違っていたら…」、「人間関係が悪くなるのでは…」と不安に思うのが当然ですが、誰かが動き始めなければ重大な事故につながるかもしれません。虐待かもと思われたら、まずは相談窓口にご相談ください。
母親の介護に疲れて、つい母親を叩いてしまいそうです。どこか相談するところはありますか。
早めにお住まいの区の相談窓口へご相談ください。
介護保険サービスや福祉サービスを利用することにより、介護の負担が軽減されることもあります。
また、高齢者虐待相談センターが実施している「介護者・養護者のこころの相談」を利用することで、気持ちが少し楽になるかもしれません。相談をご希望される方は、センターへお問い合わせください。
近所で不適切な衣食住の中で生活している方がいます。声をかけても「放っておいてくれ」と言われます。虐待ではないかもしれませんが、このままでよいのでしょうか。
いわゆる「セルフネグレクト」といわれる状態かもしれません。ご自分の暮らし方を決める権利を尊重することは大切であり、またセルフネグレクトは高齢者虐待防止法に定める虐待のいずれにも該当しないため、すぐに対応することは難しい場合も多いです。
ただし、高齢者の権利が客観的に侵害されていると判断される場合には、虐待に準じた対応が求められています。そのため、気になる方があれば、まずは、お住まいの区の相談窓口へご相談ください。
休日や夜間に相談したい場合はどこに相談したらよいですか?
虐待相談センターの開設時間は、平日の午前9時から午後5時ですが、名古屋市には、高齢者虐待に関する休日・夜間電話相談窓口がありますので、そちらへご連絡ください。電話番号は052-701-3344です。