名古屋市障害者虐待相談センター
文字サイズ
標準の文字サイズ 大きい文字サイズ

虐待はなぜ起きるのでしょうか?

虐待は家庭、施設、職場などさまざまな場所、そして人間関係の中で起こります。

虐待をしている人も、誰にも相談できず、気が付いたら虐待していた、という場合もあります。

障害者虐待の背景

障害者に対する虐待は、障害者福祉施設の職員や勤め先の経営者などから暴行を受けたり、賃金が払われなかったりするなど、様々な事件がニュースなどでも取り上げられています。また、障害者が暮らす家庭でも、家族・親族・同居人などの養護者による虐待が行われている場合もあります。

家庭の中で発生する障害者虐待の場合は、家族が障害の特性についての知識が不足していて適切な対応ができなかったり、制度が不十分な部分を補うために、家族が人一倍の努力をしており、介護疲れからストレスを抱えていたりするなど、養護者にかかる重い負担が虐待の要因となっていることがあります。

また、障害者福祉施設において虐待が発生する背景には、障害の特性に対する知識や理解の不足、障害者の人権に対する意識の欠如、障害者福祉施設の閉鎖性などがあるといわれています。

【虐待の発生要因】
要因 件数 割合
家庭における被虐待者と虐待者の虐待発生までの人間関係 750 47.8%
虐待者が虐待と認識していない 712 45.4%
被虐待者の介護度や支援度の高さ 451 28.7%
虐待者の知識や情報の不足 436 27.8%
家庭における経済的困窮(経済的問題) 333 21.2%
虐待者の介護疲れ 318 20.3%
虐待者の介護等に関する強い不安や悩み・介護ストレス 289 18.4%
被虐待者の行動障害 260 16.6%
虐待者の障害、精神疾患や強い抑うつ状態 238 15.2%
家庭内に複数人の障害者、要介護者がいる 233 14.8%
複数回答、上位10位

[出典元]
平成29年度「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果報告書

地域でのあたたかい見守りや、声かけのネットワークを!

虐待かどうかの判断は必要ありません。

相談することで、解決の糸口が見つかることもあります。

障害者の虐待は、虐待をしている本人に自覚がない場合や、虐待されていても障害者自身がSOSを出せないことがよくあります。

まわりのひとが虐待のサインを見逃さず、通報相談することが虐待の予防や防止につながります。

相談をした人の情報は守られますので、安心してご相談ください。

地域のみなさまのひと声で、虐待を防ぐことができます。
誰にでも起こり得る虐待を防ぎ、誰もが安心して暮らせるまちをつくりましょう。